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指輪の素材 基礎編

2017年01月05日

LA0013

指輪を購入しようとしている方が、避けては通れないのが指輪の素材の問題です。
サイズやデザインのことは意識しますが、意外と素材については考えていなかったという場合も多いのではないでしょうか。

今回は、婚約指輪や結婚指輪に用いられる素材と、その選び方についてご紹介していきたいと思います。

そもそも指輪の素材選びは、なぜそんなに重要なのでしょうか。
それは、指輪は素材によって変質・変色のしやすさや、硬さが異なるからなのです。
金属アレルギーをお持ちの方は、より慎重に素材選びをしなくてはなりません。

指輪の素材の定番は、「プラチナ」と「ゴールド」です。
ただし、どちらもほかの金属との合金というのが一般的です。
これらの素材が広く愛されているのは、どちらも「デザイン・加工のしやすさ」「変質・変色のしにくさ」「変形のしにくさ」のバランスが良いからなのです。

ゴールドは特に、割金(わりがね)と呼ばれる配合する金属の割合によって色を変えます。
ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドの3種類が一般的です。
事前にイメージに合う色を考えておくと、お店での指輪選びがスムーズにいくかもしれませんね。
なお、これらは色だけでなく先ほどの「変質しやすさ」なども異なるので注意しましょう。

オリジナリティを重視するなら、独特の色合いが出せるジルコニウムやチタンなど、定番以外の金属もあります。
また、これらは同時に、アレルギーの出にくい素材でもあります。
現在、取り扱っているお店はそれほど多くないので、デザインの幅が狭くなる可能性が高いです。

金属アレルギーの方は、どのような金属に反応してしまうのかをできるだけ正確に把握しておくと、適切に指輪選びを楽しめると思います。