なぜ婚約指輪をパートナーに贈らなければならないのか。
あなたはこのような疑問を抱いたことはありませんか?
婚約指輪をパートナーに贈る慣習は古くからあるものですが、この慣習がいつから始まったのか、気になる方もいらっしゃることと思います。
そんなあなたに、今回は、婚約指輪の歴史を中心にご紹介いたします。
では、婚約指輪はいつから始まったのでしょうか?
それは、古代ローマ時代のことだそうです。
婚約という慣習自体は、婚約指輪の歴史より遥か以前より存在していたものだそうですが、古代ローマ時代になってはじめて、婚約の際に指輪が贈られたそうです。
最初、材質は鉄でした。
というのも、当時は鉄の指輪というのが恋人同士の愛を証明するものだったからです。
それから更に時が経ち、一般家庭にまで普及したのは19世紀。
普及するまでに約17世紀という、長い年月が過ぎてからのことでした。
また、19世紀までは、王族・貴族の方が婚約するときに指輪を贈らなければならなかったのです。
そして、日本で婚約指輪を贈る習慣がはじまったのは1960年頃。
戦後、西洋の文化が日本の国内に広まってからのことです。
当初、婚約指輪は結納品の一つとして贈られたそうですが、今ではプロポーズの際の必需品となっています。
わずか50年のことですが、婚約指輪の習慣が日本でも急速に広まったのがわかりますね。
いかがでしょうか?
日本で歴史はまだ浅いですが、世界の歴史からみれば、かなり古くから婚約と婚約指輪は存在していたようですね。
慣習から始まったものですが、昔の人にとっても指輪は重要なものであったことがうかがえます。