婚約指輪の根拠については、わかっていただけてきたかと思います。
一言でいえば、婚約の約束を証明するために婚約指輪を贈り、その習慣が今でも根付いているということです。
また、婚約の証明とするために必要な効果や意味を指輪が持っていることから、古くから指輪が贈られてきたこともご紹介させていただきました。
ですが、なぜダイヤモンドをメインにあしらった婚約指輪が多いのでしょうか?
ダイヤモンドでなくても良いのではないかと思われる方もいらっしゃることでしょう。
今回はそんな疑問を解消できたらと思います。
なぜダイヤモンドの婚約指輪が多いのかというと、ダイヤモンドのもつ意味が婚約の意味と合致しているからです。
まず、ダイヤモンドの特徴として挙げられるのは、天然の物質の中でもっとも硬い鉱物であり、傷つきにくいということです。
そして、科学薬品や光による影響を受けにくく、変色などがほとんど起こりません。
硬く、傷つきにくく、変化しにくいという普遍的な性質により、ダイヤモンドは「永遠に途絶えることがない愛」という意味を持つようになったのです。
いかがでしょうか?
こうしてみると、結婚の証明として指輪が贈られた理由、ダイヤモンドが選ばれた理由が理解できますね。
婚約指輪をお選びの際は、指輪のデザインだけでなく、ダイヤモンドにもこだわりを持って選んでみてはいかがでしょうか。