指輪選びはデザインやサイズだけでなく、素材や色にも迷ってしまいますよね。
素材について事前に知っておくことで、よりスムーズに指輪選びができるでしょう。
今回は指輪の素材の中でも、ピンクゴールドについてご紹介したいと思います。
ピンクゴールドとは、純金に銅などの金属を配合することで、名前の通りピンクがかった色にした金のことです。
淡いピンクのかわいらしい色合いであることから、ピンクゴールドは女性に高い人気を誇っています。
また、その輝きはイエローゴールドよりも落ち着いて優しいため、日本人の肌質によく合います。
ただ、ピンクゴールドには独自の弱みがあります。
それは、色落ちと硬さです。
まず色落ちについてですが、日常生活で日頃から身に着けていると、細かな擦り傷や小傷が指輪の表面に沢山出来てしまいます。
すると、光が乱反射して色が薄く見えるのでピンク色が薄く見えるようになってしまうのです。
そにような場合は鏡面仕上げを施すことで傷を取り、再度色を戻すことができます。
他にも、汗や温泉に反応して黒く変色してしまうこともあります。
これは金ではなく、銅の変色によるものです。
この場合は布でふいたりクリーニングすることで、元の色味を取り戻すことができます。
次に、硬さについてです。
ピンクゴールドは配合された銅のため、他のイエローゴールドやホワイトゴールドと比較すると硬い金属となっています。
硬い分丈夫ですが、少しの変形でもひび割れたり、割れてしまうことがあります。
また、硬さのためにサイズ直しが難しく、プラスマイナス1号程度までであったり、まったくサイズ直しができず新品交換になってしまういうことが起こりうるのです。
購入前にあらかじめサイズ直しできるかどうか、確認するようにしましょう。
いかがでしょうか。
ピンクゴールドは女性に人気の素材ですが、気を付けなければならない点が多くあります。
見た目も重要ですが、長い目で見て自分に合った結婚指輪をお選びくださいね。