婚約指輪にダイヤモンドがついたデザインを選ばれる方が多いと思いますが、そのダイヤモンドを支えている部分にも種類があるのをご存知ですか?
今回は、ダイヤモンドを支えている部分、石留めの種類をいくつかお伝えします。
1つ目は立て爪です。
一番定番は石留めの種類で、指輪の素材である地金から爪と呼ばれる小さな突起でダイヤモンドを支える留め方です。
爪は3つ、4つ、6つなどがあり、それぞれで持つ印象も違うのです。
立て爪は周りから光を取り込むため、ダイヤモンドの輝きを存分に際立たせる石留めなのです。
2つ目は伏せ込みです。
伏せ込みはダイヤモンドの周りを地金で覆い、指輪に埋め込む石留めの種類です。
地金から飛び出ないため、ひっかかりが少なく普段使いに向いています。
3つ目はレール留めです。
これは2本の地金でダイヤモンドを挟む留め方です。
ダイヤモンドがしっかりと見えますが、高さや立体感は少なくなります。
指輪の周りにダイヤモンドが連続的に並んでいるエタニティ、ハーフエタニティといったデザインにも使われます。
今回は代表的な3つの留め方をご紹介しましたが、このほかにも数多くの留め方が存在します。
石留めは指輪のデザインにも大きく影響しますので、それぞれの特徴を知った上で選びましょう。