婚約指輪はプロポーズするときに渡したり、結納の時に渡すことが一般的で、結婚指輪は結婚式のときにお互いの指にはめます。
これらは海外から日本に入ってきた比較的新しい文化ですが、現在ではしっかり根付いています。
さて、「婚約指輪は給料の3か月分」と言われますが、こちらは1970年代に世界的なダイヤモンドの会社であるデビアス社が広めたプロモーションの文言で、一般的にこのように言われるようになりましたが、海外の婚約指輪はいくらぐらいでしょうか。
たとえば、アメリカでは給料3か月分ほどだそうです。
ドイツは1ヵ月とされていますが、実際はほとんどの男性が8万円ほどの指輪を買っているとされています。
イギリスではお給料の1ヵ月〜3ヵ月とされてきましたが、最近はなしで済ますこともあるのだそうです。
これは、近頃では若い人を中心に、婚約指輪にお金をかけるよりも、新婚生活に必要なものを購入するためにお金を使いたいという合理的な考え方が広まっていることによるようです。
また、最近では指輪の金額にこだわるのではなく、デザインに凝る人も増加傾向にあります。
もちろん海外では桁外れのお金持ちなセレブが多いですし、有名な宝石ブランドのお店が多いことから、ハリウッド俳優などが結婚するときは数千万もする婚約指輪を贈ることもあります。
その他にも、新しく婚約指輪を購入するのではなく、代々受け継がれた指輪をプレゼントすることもあります。
こういったところは、古くから婚約指輪の文化がある国だからこそと言えるでしょう。
お互いにとって特別な指輪だからこそ、金額面だけでなく、デザインに凝ったり、将来子供に残せるものにしたり、特別な思いのこもった婚約指輪を贈りたいですね。